市民意見の一覧
相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会では、11名の市民(公述人)から意見を聴取しています。
市民意見の陳情は、地域住民や自然保護団体などの関係者の方々が行いました。
- 八田耕吉氏
- 「相生山緑地の会」伊藤順子氏
- 小川千絵子氏
- 「エコミュージアムあいち」高岡立明氏
- 藤井全子氏
- 木村みよ氏
- 「ラブリーアースJapan」古川善嗣氏
- 福井清氏
- 「相生山の自然を守る会」近藤国夫氏
- 野田恵以子氏
- 「相生山緑地自然観察会」近藤記巳子氏
公述人による意見陳述の要約
①八田耕吉氏
相生山の自然の重要性を確認するためにも山全体の動植物についての精度の高い調査が必要である、という昆虫の専門家からの指摘。
②「相生山緑地の会」伊藤順子氏
独自のアンケートの結果から、自然環境の保全を望む声が圧倒的多数で、相生山の緑地を生かした環境教育の場として活用してほしい、という意見。
③小川千絵子氏
道路を造るよりも市民の知恵で課題解決にあたるべきであって、住宅地の通り抜け対策にはゾーン規制を、また緊急時には道路よりも受け入れ先の確保の方が大事である、という指摘。
④「エコミュージアムあいち」高岡立明氏
ヒメボタルの幼虫が多く生息している場所が道路建設によって消失する可能性が高く、他の生態にも影響を与える、という指摘。
⑤藤井全子氏
相生学区周辺は高齢化率が高く、道路建設よりも地下鉄が利用しやすい経路をつくってほしい、という意見。
⑥木村みよ氏
道路建設に対して行政当局が前のめりな姿勢で、問題点が多く、行政上の手続き、あるいは経緯の検証が必要、という指摘。
⑦「ラブリーアースJapan」古川善嗣氏
道路ができても、渋滞の場所が変化するだけで渋滞は解消せず、また最近の民意でも大多数が開発よりも自然を残すことを重視している、という指摘。
⑧福井清氏
縦割り行政の弊害や、計画の策定段階から市民が関わり判断できるシステムの確立、計画自体の見直しのできる方法の整備が必要である、という意見。
⑨「相生山の自然を守る会」近藤国夫氏
道路が出来ても渋滞の解決にはならず、新たな渋滞を生むだけであり、人口減少の昨今、果たして本当に道路が必要なのか長い目で考えるべき、という指摘。
⑩「相生山の自然を守る会」野田恵以子氏
検証の中に自分たち地域住民の心や、子供たちの率直な思いというものを入れてほしい、という意見。
⑪「相生山緑地自然観察会」近藤記巳子氏
身近な自然(里山)は、ヨタカを始めとする生き物にとって重要な住みかであって、人間にとっても心地のよい憩いの場であり、生活の一部である、という意見。
さらなるアップデートが必要
この意見陳情には、相生山緑地に関する問題点が集約されています。
しかし2010年に実施された意見陳情であり、2026年現在では、環境対策のアップデートや気候変動などにより、さらなる問題点が浮上しています。
- 水環境の問題
- 市内の緑地の減少
- ヒートアイランド現象
- 森の乾燥化
- 建設費の高騰と、コストパフォーマンスの変化
- 戦略的環境アセスメントの欠如
これほどたくさんの問題を抱えた道路計画は、ただちに廃止すべきです。