2010年3月2日に開催された第2回「相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会」にて、11名の市民から意見が陳述されました。
このページでは、山根学区の小川氏の意見陳述を抜粋して紹介いたします。
相生山緑地の会 伊藤氏の意見陳述
通りぬけが問題になっている山根学区に住んでいる小川と申します。
今日、この道路ができて、住宅地の通り抜けが本当に減るのかどうかということを考えていきたいと思います。
答えは「ノー」です。
まずは、お手元の資料の地図をご覧ください。
とても読みにくくて申し訳ないですが、今、問題になっている入口の、通過車 両の入口がA、出口がBです。
時々Cから入ってBに抜ける確信犯的な車もおります。
このAとBなんですが、一方通行どころか時間規制もないですね。
「さあいらっしゃい、いらっしゃい、はい、どんどん入って、どんどんでてってね」みたいな。
Cのほうなんですが、こちらは最初の1ブロックだけ、7-9 規制がかけられています。
ここを強行突破しちゃえば、あとはウェルカムウェルカムね、どうぞご自由に みたいな。
警察に通り抜けのことを聞きに行ったら、警察は、
「道路ができても解消するわけないじゃん、ここはゾーン規制かけないことには、解決にはならんよ。道路ができたら、しかもCからバカスカ入ってくるがね。DやCなどもどんどんでてくるぞ」って。
だけど、この話は地元住民の中にはなんにも情報がないんですね。
そう懇談会でなに一つも…、こういうゾーン規制の話は出ていないそうです。
小学校の教頭先生に聞きに行ったところ、そんなもの聞いとらんよという。
で、通り抜け防止にはですね、道路をつくるより、みんなで協力して、ゾーン規制を作った方が、ずっと手っ取り早くてお金がかからんし、また市民参加にええことだがねと私なんぞ思っとおります。
また、先日でた救急車のことですけれども、こちらの資料の下の方をみていただくと解りますが、緊急時に道路ができると助かる人が多いと言う方がいらっしゃったのですが、実際のところ、所要時間というのは、搬送先をみつけるのに3倍近い時間がかかるときもあるのですね。
これは、消防署の方にききましたところ、実際走っているのは10分から12、3分、届いてから救急車が到着して、患者さんをいれるまでに10分ぐらい、患者さんをいれてから、あっちゃこっちゃの病院に電話して、みつかったというのが、早い時に5分、遅い時には20分、30分、40分かかるとことがあると言っとらっせるので、ぜひここは、道路ができるよりも、受け入れ先を確保するということのほうが、先に立つのではないかと思います。
なにかありましたら、質問をあとでお受けします。
道路よりも市民の知恵でもって問題解決にあたっていきたいなと思っております。
どうも失礼いたしました。
小川氏の意見のポイント
地元の立場からの意見陳述です。
「弥富相生山線」道路計画については、「入り込み対策」が主な目的の一つに挙げられています。
しかし、実際問題として、警察の方も言うように、道路計画は「入り込み対策」にはならない、といえるかと思います。
むしろ、誘発交通により、「入り込み」が増加する懸念もあります。
道路を造るよりも、市民の知恵で課題解決にあたるべき、という指摘はもっともです。