2010年3月2日に開催された第2回「相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会」にて、11名の市民から意見が陳述されました。
このページでは、「相生山緑地の会」の伊藤氏の意見陳述を抜粋して紹介いたします。
相生山緑地の会 伊藤氏の意見陳述
相生山緑地に住む伊藤と申します。
相生山にかかわる自然保護団体で作っています。 「相生の里山連絡会」に所属しています。
その活動の一つとして相生山道路建設に関する民意を調査するという目的で、天白区の自然に対する意識調査のアンケートを実施いたしました。
そのことをご報告いたします。
去年の10月・11月に地元相生山3学区、天白公園、中区栄交差点周辺の3か所で 行い、公正にするために、アルバイト学生に依頼する、回答用紙には通し番号をうつ、2人一組で配布をいたしました。
相生3学区では地下鉄野並駅、相生郵便局、久方交差点付近、相生山緑地内、山根公園などで、天白公園の場合は、ちょうど天白祭り開催中の参加者をねらって、また、栄の方は様々な人が集まるということで実施いたしました。
資料は一番上にあるこちらですが、その結果、「相生山道路建設で環境保全と開発とのどちらを優先して欲しいですか」との問いかけに総数544名のうち約 70%が自然環境の保全を優先して欲しいという答えで、渋滞緩和のための開発の 10%を大きく上回りました。
地元3学区でも62%が環境保全を選び、開発希望は13%でした。
道路が通れば、隣接する緑地の自然も大きく影響が出ます。
高低差のある道路は暴走族の格好のコースになるでしょうし、不法投棄の増加も懸念されます。
緑地のなかで、英語塾を経営しているかたが、うちに来ている子供達はだれ1人として道路ができると良いという子はいないです。
子供にアンケートをとったら、70%ではなくて、100%の環境保全が答えですねといっていたことが印象的でした。
生きた環境教育の場として、この相生山緑地を活用していただけたら、道路が通るより民意を活かすことになると思っております。
よろしくお願いいたします。
伊藤氏の意見のポイント
この市民アンケートは、交通利便性よりも環境保全を望む市民の声が、圧倒的多数であることを示しています。
道路建設が深刻な環境破壊となることは、学術委員会の議事録からも明らかになっています。
したがって、道路建設計画は、多数の市民の意見に反しています。