2010年3月2日に開催された第2回「相生山緑地の道路建設に係る学術検証委員会」にて、11名の市民から意見が陳述されました。

このページでは、相生学区の藤井氏の意見陳述を抜粋して紹介いたします。


相生学区 藤井氏の意見陳述

藤井と申します。

添付した地図をご覧なってください。

相生荒池緑道というのが、昭和62年に完成させた道路で、住民と市と一緒に参加してつくったものでございます。

相生学区は昭和50年に学区として独立しました。

そのちょうど10年あとぐらいに、この緑道建設を名古屋市が始めて、早い時期の緑道を住民とともに、歩道を3.5mを4.5mに拡張して、「みんなの住みやすい街づくり」の一環として緑道建設して、そこに参加したものとしての発言させていただきたいと思います。

その当時ですね、相生山の緑地の今の都市計画道路についてあまり住民には説明がなかったものですから、

「この緑地を活かしたこの緑道をふもとまで延ばして欲しい」

と要請を出した覚えはありますが、そのままになってしまいました。

当時は新興住宅地でしたが、今は高齢化率26%で私を含めて、37年の長くの歴史のなかでは、様変わりしたというのは事実でございます。

そして、下の方にはもう相生山の、地下鉄の沿線が来年には完成すると、それを逆に私たちは心待ちにしています。

高齢化した私たちには、車の道路というのがほとんど利用できないということで、むしろ地下鉄にバスが誘導する経路をつくってほしいというのが、私たち住民の一致した意見であると思っています。

ぜひそこを整合性有る都市計画道路と名古屋市が進めている「緑ゆたかな人の住みやすい街づくり」のこの緑道の施策はとてもいい計画だと思っていますので、それと整合させた道づくりを名古屋市全体が考えていただく時期にきているのではないかと思っていますので、緑の森を含めたもうちょっと先生がたのお考えを、知恵が入ってくる街づくりにさせていただき計画幸いと思います。

以上でございます。よろしくお願いいたします。

相生・荒池緑道


添付資料

緑道の整備

(1) あらまし

緑道とは、自動車の通行を抑制し、緑や安全性、快適性を高度に配慮した緑豊かな“人間優先の みち”であり、散策・ショッピング・サイクリングなどに利用され、また街の景観を向上させるとともに、災害時には、避難路としても役立つ道である。

さらに、緑道は、公園・学校 駅等を有機的に結ぶ “緑のネットワーク” を形成することによって、各施設の機能を一層向上させるとともに、市民の生活環境改善に大きな効果をもたらすものである。

本市では、昭和56年9月、緑道整備基本計画を策定し、既存の道路や河川堤防、水路などを利用して1区2路線を目標に36路線169kmの緑道整備路線を定めた。

(2)緑道整備状況

平成21年4月1日現在、34路線で工事着手されており 130.8kmが整備されている。(進捗率77%)。

今後、緑道整備にあたっては、沿道住民および、関係機関の理解と協力のもとに、軍線整理など による歩道の緑道化や河川、水路の改造等による緑道化を進める一方、新たな市街地整備に際して は、緑道を系統的に整備していくなど、積極的な努力が必要である。


藤井氏の意見のポイント

高齢者は、車の道路はほとんど利用できない、という指摘です。

相生学区周辺は高齢化率が高く、道路建設よりも地下鉄が利用しやすい経路をつくってほしい、という要望は、当然のものといえます。

住民の多数を占める高齢者の立場から道路建設について考えることも、民主主義社会において重要です。

また、「相生・荒池緑道」を相生山緑地のふもとまで延伸する、という提案は、検討すべきと思います。

配布資料 意見陳述補助資料5(藤井氏)